看護師のイメージというと「白衣の天使」「面倒見がよい」「給料が良い」「女の子の憧れランキング上位」「資格があるから長年働ける」などの、良いイメージがあげられます。中には「3K」「激務」と、マイナスなイメージを持つ方もいるでしょう。特に3Kの「危険」「きつい」「汚い」という要素もいわれますが、果たして本当にそうなのでしょうか。
不規則勤務であり、プライベートの時間が取れないと思われがちですが、ワークライフバランスを考えた働き方革命が様々な病院で進められており、退職看護師を減らして潜在看護師の復職支援も行われています。
血液暴露やHIVや肝炎などの感染症にかかる確率も絶対にないとは言い切れないのが現状で、危険なこともたくさんあります。それを回避するためにスタンダードプリコーションなどの学習を日々行っており、安全に業務が遂行できるように環境を整えています。そのため、マニュアルに沿って業務を行うことで予防することができます。
夜勤などの変則勤務の体力的なきつさ、患者のケアだけではなく、家族の精神面のフォローや目の前で亡くなっていく患者への精神的なきつさもあります。しかし、元気になって自宅へ戻っていく患者の笑顔や「ありがとう」の声。それだけで疲れも吹き飛んでしまうのが看護師の仕事の醍醐味でしょう。24時間体制で命と向き合っているため、夜勤などの変則勤務は大変ですが、患者からの感謝の言葉や笑顔に助けられています。こうしてマイナスイメージも整理してみると、看護師は魅力的な仕事と感じるはずです。